独身貴族という生き方のメリット!
2020年01月31日独身貴族という言葉が登場してからかなりの年月が経過し、今ではすっかり市民権を獲得したように見えます。独身貴族というのは単に独身というライフスタイルを選択しているだけでなく、経済的に独立していて所得も平均、もしくはそれ以上のお金を自由に采配できる立場にある一人暮らしのことを指しています。
未婚率が上昇し離婚率も上昇するなかで、このような一人暮らしの方が増加しています。独身貴族の経済的収支を少し覗いてみるだけでも、少なくとも可処分所得の多さで言えば圧倒的で、色々なしがらみや出費に縛られない暮らしを実践できるのが明らかになります。
結婚するに至るまでだけでも、男女交際費や交通費に食事代などがかかるにとどまらず、結婚式費用に新居への引っ越し費用など出費の枚挙にいとまがありません。結婚してからは生活費も嵩む上に、子供が生まれれば教育費に食費にとさらに出費の費目は増えることになります。お金を自由に使えない点で結婚生活には、独身の時に比較すると拘束や制限が強くなるのは明白です。これに対して独身貴族はお金も日常生活も自分中心で送ることが出来るので、趣味やレジャーも充実した時間を過ごせることになります。小遣いの枠内でやりくりするなどの窮屈な思いとは無縁の生活であることは魅力です。
また独身貴族は、人間関係で煩わしい思いを経験することもほとんどありません。家族といっても二人揃えばそこに人間関係が発生します。夫婦に加えて子供も産まれれば、成長する過程で反抗期などの葛藤を親子間で抱えるなんてことも。人間関係が悪化した状況のひとつなのは、気の合わない上司と仕事を共にしなければならないシチュエーションと精神的には等価値です。
また既婚者であれば双方の親族との付き合いなども好むと好まざるとにかかわらず、直面せざるを得ません。一人暮らしの独身貴族であれば、親族などの付き合いなどにも縛られないのでストレスフリーな毎日を送ることが可能です。そもそも人間は他人との空間を共にすること自体がストレス要因、たとえ好きで一緒になった配偶者でも自分中心の生活は諦めなければなりません。
この点一人暮らしの独身貴族であれば、趣味や好きなことに自由に時間を費やすことができるので、単なる休日も充実して有効利用できるので、ワークライフバランスのとれた日常生活が実現されるため、おのずとストレスフリーな日々が保証されています。昨今の利便性の高い社会では、独身貴族指向が強まるのもある意味、必然的な流れなのかもしれません。